コの字に囲んだ中庭を眺め、のびのびとした暮らしを満喫
旧宅の建て替えにあたり、住宅展示場とはひと味違う家づくりに共感を抱き、ハウスコードに夢を委ねられたＮさん。住宅が密集する市街地で、長年にわたり薄暗い生活に不満を抱いておられたことから、何よりも望まれたのは「明るい家」。住宅が密集する市街地で、いかにプライバシーを守りながら光と風を導き、開放感を演出するか。同社設計士が知恵を絞り、工夫を凝らしたプランに、Ｎさんは心がときめき、依頼を決意されたという。
完成したお住まいは、穏やかな色調の外観が魅力的。家族が集うLDK（約24畳）はゆったりと広く、DK上部のダイナミックな吹抜けから陽光が降り注ぐ。建物によってコの字に囲んだ中庭には外部からの視線が届かないためカーテンは不要。室内とフラットにつながっているので、LDKの延長としても活用でき、住空間にいっそうの広がりをもたらす効果を果たしている。
「内に向かって開く」という新鮮な発想の中庭プランに加え、目を見張るのは、家族のふれあいを育み、家事をスムーズにこなせるように考え尽くされた空間構成だ。キッチンに立ちながら、正面のスキップフロアになったお子様の遊びスペースをはじめ、空間全体に目が届くので、ママはいつも安心。さらに、パウダールームとキッチン、パントリーまで一直線につなぎ、動線を短縮するという配慮にも同社らしい心づかいがうかがえる。
外部からの視線を気にせず、家族がのびのび暮らせる上、中庭のシンボルツリーを愛でる楽しみも添えられた住まいで、Nさんご一家は、末永く心豊かな暮らしを楽しんでいかれることだろう。