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2022年10月に火災保険が大幅値上げ!3つの改定点を解説します

2022.11.03
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こんにちは、ハウスコード 営業の本間です。

ニュースなどでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、つい先月、損保各社で火災保険の改定が行われました。
今回の主な改定内容は①火災保険料の大幅値上げ➁お得な10年契約の廃止➂自己負担額の引き上げの3点です。

今回は、3つの改定で押さえておきたいポイントを順にご説明。併せて、火災保険料が値引きされる省令準耐火構造の住宅についてもご紹介します。

 

 

【今回の改定で押さえておきたいポイント】

①火災保険料の大幅値上げ

契約する損保会社や保険商品によって異なりますが、今回の改定で火災保険料が平均10%強アップしました。これまでの1.5倍ほどに値上がりしたものもあります。大幅値上げの背景にあるのは、ズバリ自然災害の急増!近年、台風や大雨などが急増したことで損保会社の支払う保険金も増加し、掛け金が引き上げられました。

 

➁お得な10年契約の廃止

これまで最長10年だった契約期間が、最長5年までに短縮されました。長期契約割引は年数が長いほどお得。当然、10年より5年の方が割引率は低くなります。
最長契約期間の短縮で影響がでるのは、割引率だけではありません。契約している保険の保険料が改定された場合、契約更新時に新たな保険料が適用されることになります。契約期間が短くなると、保険料が見直される頻度も増加。結果として、値上げの影響を受けやすくなります。
どうせ頻繁に更新されるなら、更新時期を見直しの機会と捉え、乗り換えも念頭に、他の保険と補償内容や保険料を比較検討するのもいいかもしれませんね!

 

➂自己負担額の引き上げ

自己負担額とは損害を受けた金額のうち、保険金ではなく加入者自身が負担する金額のことです。10月の改定で、災害によって家具や家電などの家財が被害を受けた場合の補償に関して、水濡れ・破損・汚損の自己負担額(免責金額)の最低金額が引き上げられました。自己負担額が0円、1万円などと選べるタイプの保険でも、水濡れ・破損・汚損に対しては最低5万円の自己負担が課されるので注意しましょう。

 

 

【保険料がお得になる省令準耐火構造の家とは?】

「省令準耐火構造」とは、建築基準法が定める「耐火構造」に準ずる防火性能を備え、住宅金融支援機構が定める「省令準耐火構造」の仕様に適合する構造のことです。「外部からの延焼防止」「各室防火」「他室への延焼遅延」に対する措置が取られてます。

一般的な木造住宅より火災に強いので、火災保険料が割引されるんですよ!

建築時のコストは割高になるものの保険料が約5~6割安くなるので、長い目で見て初期投資する人が増えています。省令準耐火構造の家づくりをご希望される方、もっと詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

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