設計士の狭小住宅テクニック⑤狭小住宅の収納スペース確保術!
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こんにちは、ハウスコード 設計の舩塚です。
今回の狭小住宅テクニックは収納について!
限られた敷地でどうやって収納スペースを確保するかは、もはや永遠の課題ですね。
今回はハウスコードの施工事例をもとに、狭小住宅の収納テクニックをいくつかご紹介します。
●デッドスペースを作らない
まず基本は、デッドスペースを作らないこと。
階段下や壁際なども収納スペースとして使えます。
またスタディスペースのように座って使う場所は上部に空きが。収納として使う余地があります。
●奥まで取り出せる収納にする
間口が狭く奥行きがある収納は、奥の物が取り出せず収納部が無駄になりがち。
L字型の棚板で全体に手が届くようにするなどの工夫で、収納幅を取りにくい形状の敷地でも使いやすいパントリーや廊下収納などの設置が可能です。
●上下の収納目的を変える
天井までの棚や物入れを設置する場合、全体の収納目的を一緒にする必要はありません。
使う場所のそばにしまう場所を作るという法則に則っていれば、ストック品入れの上に本棚があるなど変則的な収納でもOKです。足元に使っていないスペースができがちなクローゼットは、思い切って上部にロフトを設け、収納や生活空間として使えるようにしてもいいでしょう。
●畳下やベンチ下を有効活用する
小上がりの和室の畳下やベンチの下も、立派な収納スペースです。
●収納以外のモノに収納機能を持たせる
写真の事例はロフト階段を利用した造作収納棚です。
階段下に少し隙間を開け、電源を設けて、ルンバ基地を作るのもいいでしょう。
●ニッチは飾りだけじゃない
写真は2階ホールの腰壁を使った本棚。ニッチというと飾りと思いがちですが、キッチンカウンターの横壁や階段の手すり壁などを収納部にする有効な手法。
玄関の壁にカギやスリッパなどをしまうニッチを作るのもいいでしょう。
●扉の干渉を考える
狭小住宅で注意したいのは、扉による干渉。開けたら通れない、横の収納部が塞がれるといった事態を防ぎましょう。
また扉の可動域が取りにくい場所ではロールスクリーンや折れ戸を採用するのもあり。
寝室など、お客さまの目につきにくい場所は最初から扉を無くすのも一つの方法です。
●可動棚で用途に幅を持たせる
収納スペースの用途や入れるもののサイズが後々変わる可能性がある場所は、可動棚を用いて、なるべく使い方を限定しないようにしましょう。
例えばお子さまが小さいうちと成長してから、さらに独立してからでは持ち物も大きく変わってきますよ。
●浮かせる収納を使う
フロートテレビボードなどの浮かせる収納は、壁が収納になり、フロアを広く使えるため、狭小住宅と好相性。ホーロー住宅設備でお馴染みのタカラスタンダードからは、ホーローパネルに着脱できる多彩なマグネット収納が出ています。
他にもたくさんの工夫ができますが、今回はひとまずここまで!
お客さまの暮らし方やしまいたい物に合わせて、様々なご提案をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
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