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注文住宅の天井高で後悔しないためのポイント、天井が高い場合のメリットとは?

2024.09.26
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天井の高い空間は、注文住宅ならではの楽しみです。

リビングのドアを開けた瞬間に広がる圧倒的な開放感は、帰ってくるたびに心地よさで包んでくれますし、招待した方への印象も抜群!

高い位置に明かり取りの窓を設置できるので、自然光も差し込みやすく、室内が明るくなるのも嬉しいポイントですよね。

 

天井の高い家は魅力たっぷりですが、「建築コストは高くなりすぎないの?」「冷暖房の効きは変わるのかな?」など、気になることも多いのではないでしょうか。

今回は注文住宅の天井高について、メリットやデメリットを詳しく解説します!

 

一般的に選ばれている天井高は2m40cm

 

そもそも「天井高」とは、どの部分をあらわすのでしょうか?

天井高とは、床面から天井までの距離を垂直に測ったもので、最低でも2m10cm以上の高さを取るようにと建築基準法で定められています。

 

最も一般的なのは2m40cmの高さで、天井は2m40cmから2m60cmの幅でつくられることが多いです。

通常よりも1.5倍ほどの高さは「高天井」、上下階のスペースを縦方向に繋げると「吹き抜け」というように、天井の高さで呼び方も変わってきます。

 

天井の高さでお部屋のイメージは大きく変わりますので、どのような空間にしたいかによって、天井高を考えてみてくださいね。

 

天井を高くするメリットとは?

 

開放感以外にも、天井を高くして得られるメリットはたくさんあります。

主なメリットを4つ紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

視界が広がって開放感と居心地の良さ

天井を高くする一番のメリットは、開放感が高まること。

広々とした空間はリラックス感が得られ、居心地の良さも抜群!

家族が集まってくつろぐリビングに、ぴったりの空間です。

 

自然光を効率的に採り入れられる

天井に高さがあれば、通常よりも高い位置に窓を設置できるので、降り注ぐような自然光を効率良く採り込めます。

外からの視線も気になりにくいので、住宅と住宅の距離が近いエリアでも、プライバシーを確保しながら効果的に採光を得られますよ。

 

換気効率が良い

空気は、あたためられると上昇していく性質を持っています。

天井を高くすれば自然と空気の流れがつくられやすく、リビング・ダイニングなど人の集まりやすい場所でも空気が汚れにくいです。

吹き抜けなどで思い切り天井を高くし、通風口を設置すれば、さらに換気効率も良くなるでしょう。

 

インテリアのバリエーションが広がる

天井が高ければ選べる照明の種類も増えますし、通常より背の高い家具も設置できます。

空間を縦に使えるので、壁面にディスプレイを取り付けても圧迫感が出にくく、気分に合わせたコーディネートが楽しめるのも魅力です。

 

天井を高くするデメリットとは?

 

天井を高くするのには、メリットだけでなくデメリットもあります。

注意点をよく知って、天井高をどうするかを決めていきましょう。

 

建築費用が高くなる

天井の高い家は、設計の変更や天井の高さに合わせた建材が必要になるため、建築費用が高くなりやすいです。

またスタイリッシュな見た目にするため、サッシや室内ドアをハイタイプに変えるのにも、追加で費用がかかります。

天井を高くしたいときは、全体的なコストがどの程度変わるのかにも、十分注意しておきましょう。

 

冷暖房効率が悪化しやすい

天井を高くすると、冷暖房の効率が下がりやすいといわれています。

これは空気が持つ、あたためられると上昇し、冷えると下に溜まりやすいという性能によるもの。

吹き抜けのように空間を縦に広げた場所では、この違いを特に感じやすいです。

 

冷暖房効率を上げるには、外気温の影響を受けにくい高気密・高断熱の住宅性能にこだわった家づくりをするのがおすすめ。

吹き抜けにシーリングファンを設置するのも、インテリア性がアップして素敵ですよ。

 

 

高さ制限や斜線制限に注意する必要がある

天井を高くするときは、高さ制限や斜線制限に注意しましょう。

周辺の日当たりや通風を確保するために、都市計画で建物そのものの高さだけでなく、隣地から一定の勾配をつけるように定められています。

 

高さ制限や斜線制限は土地や自治体によって細かく決まっているため、気になる点はハウスメーカーの担当者に、遠慮なく聞いてみてくださいね。

 

天井が高くない家でも広く見せるコツ

 

天井を高くしたいけれど、土地の条件やコストの問題で、泣く泣く諦めなくてはならないこともあるでしょう。

でもご安心ください!一般的な高さの天井でも、工夫次第で空間は広く感じられます。

ぜひ試していただきたい、3つのコツを見ていきましょう。

 

掃き出し窓を高くする

天井高を変えずに開放感を得たければ、掃き出し窓を高くしてみましょう。

メーカーによっては、天井いっぱいまでの高さで設置できる掃き出し窓もあります。

窓の面積が広がるため、部屋の奥まで自然光が差し込みやすくなりますよ。

 

掃き出し窓を高くするときは、空調の効きに影響しないよう、断熱性能にもぜひこだわってくださいね。

 

壁や天井の色を膨張色にする

壁や天井に白やアイボリーなどの膨張色を選ぶのも、部屋を広く見せるのにおすすめのアイデアです。

モノトーン調の黒やネイビーの壁紙もおしゃれですが、濃い色は空間を引き締める効果があるため、実際よりも空間を狭く感じやすくなってしまいます。

 

開放的な空間にしたいなら、全体的に明るいトーンの色合いを選びましょう。

 

ソファダイニングなどで家具を低くする

家具などのインテリアをロータイプで統一するのも、空間を広く見せるのに効果的。

自然と目線が下に向きやすくなるので、スペースが広く感じられます。

ソファダイニングを採用すれば、家族での食事も一層くつろいで楽しめますね。

 

まとめ

 

天井の高い家には明るさと開放感の魅力があり、これから注文住宅を建てるならぜひ検討したい住まいです。

注文住宅ならではのこだわりで天井高を考えたい方は、ぜひHOUSE CODEへご相談ください。

丁寧にお話を伺いながら、お客さまがイメージしている理想の家を、いっしょにつくりあげていきましょう。

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