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【注文住宅】中庭のある注文住宅の魅力とは?間取り・費用・活用法を徹底解説

2025.07.28
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自然の光やそよ風を注文住宅での暮らしに取り入れたいなら、中庭プランは最適な選択です。

 

ですが、注文住宅で中庭を作りたいと考えている方の中には、費用面やどんな間取りで取り入れればよいのか心配な方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今回は、注文住宅で中庭のあるプランを取り入れる際に知っておきたい価格や注意点などをご紹介します。

 

注文住宅に中庭を取り入れる魅力とは?

 

注文住宅で中庭のあるプランが人気の理由には、バーベキューなどが楽しめるアウトドア空間が確保できるからだけではありません。

実は、室内での過ごしやすさをつくるうえでも、中庭はとても魅力的なプランです。

 

外からの視線を遮ってプライバシーを確保

周辺の家や道路から見えにくい中庭をつくると、外から室内が見えにくくなると同時に、日の光や風などを楽しめます。

たとえば、南面が道路に面した土地の場合。

せっかく南側に庭を作り、リビングの掃き出し窓を南にレイアウトしても「道ゆく人から見えてしまうのでは?」とカーテンを開けられないのではもったいないですよね。

 

中庭があれば、カーテンを閉めなくても外からの視線をシャットアウトできます。

 

自然光と風を取り込める心地よい空間

家の中心に中庭をレイアウトすることで、室内に明るい光や風が入り心地よい空間を演出できます。

日当たりが悪い敷地だったとしても、家の中央に中庭をレイアウトして、中庭を囲むようにリビング・ダイニング・キッチンを配すれば家の奥まで日差しを届けることができるでしょう。

 

また、ランドリールームのすぐ隣に中庭をつくれば、室内干しをする空間に風や光を取り入れやすくなります。

外干し空間を簡単に行き来できる間取りにもなるため、家事効率が高まるという魅力もありますよね。

 

家族やペットとの“内に開いた暮らし”を実現

中庭は、子どもたちやペットのいるご家庭にもおすすめ。

外出しなくても遊べる空間を創出することができます。

外の日差しや風を楽しめるアウトドア空間でありながら、道路や隣家の土地などの家の外に飛び出す心配がないのがうれしいところです。

 

中庭のある注文住宅の間取りタイプと特徴

中庭は、敷地の大きさや周囲の環境などに合わせて、建物の形や間取りもしっかりと検討したいところです。

3つの中庭の間取りタイプ別に、その特徴を見ていきましょう。

 

コの字型|中庭を中心に部屋を配置

コの字型は、家を真上から見たときに建物がコの字のようになっていて、その中央に中庭をつくる間取りタイプ。

敷地の外に面した片面は、外壁や視線隠しのフェンスなどを設置して仕切ります。

 

コの字型の形状にすれば、次にご紹介するロの字型の形状の建物よりも外壁面積が少なくなるため、建築コストが少しだけ節約できます。

中庭を中心に部屋を配置できるため、どの部屋にいても日差しが入る明るい空間をデザインできるのも魅力です。

ロの字型|完全に囲うことで静かな中庭空間に

ロの字型は、建物を真上から見たときにロの字になるように、家の中心に中庭をレイアウトしたタイプ。

建物が中庭を囲むようにレイアウトされることになるため、道路や隣家などからは中庭が全く見えない完全プライベート空間が完成します。

 

そのため、中庭に面した窓のカーテンを開けたままでも「誰かに見られているかも」という心配と無縁でマイホーム時間を過ごせます。

L字型・くの字型|狭小地にも対応しやすい

家を建てる土地が面積の小さい狭小地や、台形や三角形など不規則な形をした変形地の場合、中庭をレイアウトするのには少しテクニックが必要です。

真上から見たときに、建物がL字型やくの字型になるような間取りプランを採用すれば、建物が中庭に面する部分が増え、室内から中庭の景色を楽しめて、暮らしがもっと楽しくなります。

 

また、狭小地でもL字型やくの字型の建物形状なら、日差しを斜め方向や側面からも取り入れやすくなり、中庭のある家の魅力がより引き立ちます。

 

 

中庭付き住宅のメリット・デメリット

日差しを取り入れた明るい室内や、プライベートな空間など中庭のある住まいはメリットも多い反面、暮らし方や敷地条件によってはデメリットとなることも。

中庭があるマイホームのメリットに加えて、知っておきたいデメリットをお話しします。

 

メリット|採光・通風・プライバシー性の向上

中庭のある家のメリットは、やはり中庭から入ってくる明るい光や風を室内に取り入れやすくなる点です。

また、周囲の視線を気にせずに過ごせるのも大きな魅力です。

 

デメリット|防犯・虫・メンテナンスへの注意

中庭は完全に閉じられたロの字型の中庭でない限り、どうしても外から侵入することができてしまいます。

万が一、空き巣などに中庭へ侵入されてしまうと、外から中庭の様子が見えにくい分被害に気づかれにくくなります。

 

植栽やウッドデッキを取り入れる場合には、害虫やお手入れのことも考えなければいけません。

道路に面した庭よりもゴミ出しなどが大変になりますから、落ち葉の出る落葉樹などは避けた方がよいでしょう。

 

暮らしはじめてから後悔しやすいポイントとは?

中庭に面した部屋に窓をたくさん設けると、開口部が大きくなります。

採光・通風のためには良いですが、日差しや新鮮な空気だけでなく夏の暑い日差しや冬の冷気の影響を受けやすくなります。

 

せっかく中庭を作ったのに、家の中が暑くて大変!となってしまわないように。断熱や日差し対策をしっかりと行いましょう。

また、雨水が溜まらないようにしっかりと排水処理をしておかないと、中庭に水が溢れてしまうこともあり得るため、気をつけましょう。

 

中庭を作るための費用相場とコスト内訳

マイホームに中庭を作った際の坪単価の変動目安や、中庭を作る際にかかるコストの内訳をご紹介します。

 

中庭あり住宅の坪単価目安

あくまでも一般的な相場ではありますが、中庭をつくると一坪当たりおよそ3〜5万円ほどの上昇が予想されます。

 

というのも、中庭のある家は中庭を囲む形状になります。

そのため、上から見たときに真四角の建物と比べて建物外周が増える関係で、使用する壁材や施工費用も増加します。

植栽・照明・タイルなど外構費用の追加要素

中庭のデザイン性にこだわると、さまざまな追加費用が発生します。

たとえば、シンボルツリーを植えるなら土を入れる費用、タイルデッキやウッドデッキなどを設置するならデッキの設置費用が上乗せされます。

また、夜に中庭で過ごすための照明を入れるなら電源の確保なども必要となるでしょう。

防水・排水・日照条件などで変わる施工費

中庭は、防水対策や排水計画をしなければいけないものの、どのくらい対策をするべきかは土地の条件によって大きく変わってきます。

 

たとえば、そのままでは中庭に雨水が溜まってしまいそうな土地なら、スムーズに排水するために中庭部分に勾配を設ける費用が必要になります。

 

中庭設計で失敗しないための注意点

せっかくのマイホームだからこそ、中庭設計で後悔しないために、次の3つの注意点を意識してプランニングしてみましょう。

水はけ・排水処理の設計は必須

中庭を作るなら、水はけや排水処理をどうするべきかを、しっかりと検証・設計してもらいましょう。

水の流れをつくる勾配や、排水口の位置などは、設計をミスしてしまうと後々のトラブルにつながりかねません。

安心なのは、これまで中庭のある家づくりを手掛けてきた会社です。

ぜひ事例なども参考にしながら、依頼する会社を選んでみてはいかがでしょうか。

隣家との距離・視線・騒音対策を考慮する

中庭を隣家に面した場所に配置する場合には、視線対策や距離感も考えて設計しましょう。

たとえば、中庭の目の前に隣の家の窓がある場合には、視線が通りにくい柵を設置することなども検討したいところです。

将来的なメンテナンス・掃除のしやすさも検討

中庭は、完全に内側に閉じた間取りにすると将来外壁の塗り直しなどのメンテナンスがしにくくなる可能性があります。

また、植木を中庭に取り入れるときは落ち葉や剪定した枝などが片付けやすいかどうかも考えておきましょう。

動線計画についても、しっかり吟味しておきたいところです。

 

 

まとめ

デザイン性・快適性・プライバシー性に優れた住まいを目指すなら、中庭は家族みんなが笑顔になる理想の選択肢です。

 

HOUSE CODEでは、中庭のある家づくりの事例も豊富なことから、土地の条件やお客様の暮らしに合った中庭のある住まいをご提案いたします。

ぜひ、中庭空間を楽しむマイホームライフを、HOUSE CODEで叶えてみませんか?

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