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注文住宅における耐震等級とは?基礎知識や耐震等級3のメリットについて解説

2026.01.22
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家づくりを考え始めると、「耐震等級」という言葉をよく目にするようになります。
しかし、「等級1〜3の違いがよくわからない」「どれを選べば安心なの?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

大切なのは、耐震等級の意味を正しく理解し、自分たちの暮らしに合う性能を選ぶこと。

今回は、耐震等級の基本から、注文住宅で耐震等級3が選ばれている理由、そして誤解されやすいポイントまで、わかりやすくお伝えします。
はじめての家づくりでも安心して読み進められる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

耐震等級とは?

 

耐震等級とは、建物がどれくらい地震に強いかを示す耐震性能の指標です。
建築基準法で定められた基準をどの程度上回るのかを数値化したもので、等級1〜3の3段階があります。

耐震等級1とは

耐震等級1は、建築基準法で定められた最低限クリアすべき耐震性能のことです。
震度6強〜7程度の大地震でも倒壊・崩壊しないレベルとされています。

 

「倒壊しない」ことを目標としており、家の損傷をできるだけ小さく抑えるというところまでは考えられていません。
大規模な地震後に大きな補修が必要になるケースもあり、安心面での不安が残る等級とも言えます。

耐震等級2とは

耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の耐震水準です。
災害時の避難所や病院などにも採用される水準で、一般住宅としては高めの耐震性と言えます。

 

地震時の揺れに対してある程度の余裕を持ちやすく、同規模の地震に遭ったとしても、等級1より被害が少ないのが特徴です。

耐震等級3とは

耐震等級3は、現在の基準で最も高い耐震性能で、耐震等級1の1.5倍の強さを持っています。
消防署や警察署といった防災拠点にも採用されるレベルの耐震性です。

 

「大きな地震でも住み続けられる可能性が高い家にしたい」 「家族を守るためにできる限りの対策をしておきたい」

そんな方から選ばれやすい等級で、注文住宅では年々採用率が高まっています。

耐震等級を決める4つの要素

 

地震に強い家を建てるには、ただ強い材料を使えばよいというわけではありません。

家の構造全体をどう設計するかによって決まります。

ここでは、等級を左右する4つの要素を見ていきましょう。

建物の重さ

建物が重いほど、地震の揺れを受けた際に大きな負荷がかかります。
屋根材や外壁材の選び方、間取りや構造材の量によっても総重量は大きく変わるため、軽量化と必要な強度のバランスをとり、適切な耐震性能を確保することが大切です。

耐力壁や柱の数

耐力壁や柱は、建物が横から受ける力に対抗するための重要なパーツです。
必要な量が不足していると、耐震等級を満たすことが難しくなります。
十分な量を確保しながら、建物全体のバランスが崩れないように配置していくことがポイントです。

耐力壁の配置

耐力壁はただ量を増やせばよいわけではなく、配置のバランスも非常に重要です。
家のどこか一部に偏って配置されていると、揺れのエネルギーを建物全体で受け止められず、ねじれや大きな変形につながります。
均等で安定した配置が、耐震等級の向上に欠かせません。

基礎・床の耐震性

地震の力は、まず基礎に伝わります。
基礎が十分な強度を持っていないと、どれだけ上部構造を強くしても耐震性は発揮されません。
床の剛性も同様で、揺れを建物全体に均等に分散させる役割があります。

注文住宅で“耐震等級3”が選ばれる理由とメリット

 

耐震性への関心が高まる今、最上位の耐震等級3を選ぶご家庭が増えています。

なぜ増えているのか、耐震等級3のメリットを具体的に見ていきましょう。

大地震でも倒壊しにくい構造

耐震等級3が選ばれる最大の理由は、大規模地震に対する安心感です。
家の損傷をできるだけ抑え、地震後も住み続けられる可能性が高まります。

 

「地震が起きたとき、家が家族を守ってくれるかどうか」
ここを重視する方には、最適な選択のひとつと言えます。

資産価値が下がりにくい理由

耐震等級3の住宅は、地震に強い構造が性能として証明されているため、中古市場でも信頼性が高く評価されます。

大地震後の損傷リスクが低く、修繕費を抑えられる点も価値維持に有利です。

安全性と将来の安心が両立しているため、長く住んだあとも選ばれやすい住まいになります。

地震保険や減税などの優遇措置について

耐震等級に応じて、地震保険料の割引が適用される制度があります。
耐震等級3であれば、保険料が大きく下がるケースもあり、ランニングコストの観点でも魅力的です。

また、基準を満たせば税制優遇の対象になる場合もあるため、耐震性能を高めることは安心だけでなく経済面でもメリットが生まれます。

耐震等級の注意点とよくある誤解について

 

耐震等級は頼りになる指標ですが、知らないまま進めると誤解してしまうこともあります。

「ここは注意したい」というポイントを理解しておくと、より安心して家づくりを進められますよ。

「耐震等級3なら絶対に安全」ではない

耐震等級3は非常に高い性能を示しますが、だからといって絶対に壊れない家になるわけではありません。
地盤の状態や建物形状、周辺環境なども耐震性に大きく関わります。

性能表示だけに頼らず、地盤調査や構造計画を含めた総合的な耐震性を考えることが重要です。

耐震等級アップにどれくらい費用がかかる?

耐震等級を上げるには、構造材を増やしたり金物を強化したりと、追加の工事が必要になります。

建物の規模にもよりますが、約120〜200万円 ほど増額になるケースが多いようです。

 

大切なのは、「どこまで地震リスクを減らしたいか」という基準で考えること。

費用だけで判断せず、安心感とのバランスを見て選ぶと納得しやすくなりますよ。

耐震等級を偽装されないためのチェックポイント

残念ながら、耐震等級を名ばかりで表示してしまう事例もゼロではありません。
信頼できる会社であっても、図面と計算書がしっかりそろっているか確認しておくと安心です。

 

・構造計算書が提出されているか

・耐力壁の配置が図面に記載されているか

・変更が発生したとき、再計算されているか

 

難しそうに感じるかもしれませんが、「確認したい」と伝えればきちんと対応してもらえるはずです。
住まいの性能を守るためにも、遠慮せず相談しましょう。

 

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