洗面台は造作と既製品、どっちがいい? - HOUSE CODE | ハウスコード

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洗面台は造作と既製品、どっちがいい?

こんにちは、ハウスコードの設計士の中西です。
毎日使う水回り設備は、多くの方が、じっくり時間をかけて選ばれるポイント。
とくに洗面化粧台は造作にするか、メーカーの既製品にするかで、まず迷われる方もいらっしゃるようですね。
今回は、造作洗面台とメーカー既製品のそれぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
それぞれの施工事例もご紹介しているので、参考にしてくださいね♪

 

【造作洗面化粧台のメリット・デメリットは?】
●メリット
一つひとつ部材をチョイスして、我が家らしい洗面台を描ける自由度の高さは造作ならでは。
造作洗面台は高いというイメージを持たれがちですが、事例でご紹介しているようなシンプルなスタイルであれば、予算を抑えつつおしゃれでオリジナリティあふれるデザインを実現できます。
お施主さまからの支給品を組み込むことも可能!
また間口やレイアウトにピッタリ合わせたサイズでつくれるのも魅力でしょう。

 

●デメリット
洗面台単体では既製品に比べて収納量が小さくなりがちです。洗面所全体で収納量を調整するのが良いでしょう。
またカウンター、水栓、ライト、鏡、タオル掛けにいたるまで別々に選ぶため、ある程度の手間と時間が掛かります。効率を優先するなら、既製品を選んだ方が良いかもしれません。

 

【造作の洗面台を取り入れた事例】
① ワイドカウンターの造作洗面台
「2人並んでも使える広い洗面台にしたい」というお施主さまのご希望で、130cmのワイドカウンターを設置しています。元々120cm幅を予定していましたが、「可能な限り広く!」と間口を調整し、さらに10cm広くしました。
アイカ工業のスタイリッシュカウンターをベースに造作しています。
シックなグレーのカウンターは耐熱性・耐水性・耐摩耗性が高い高圧メラミン。ラバトリーボウルが段差なくフラットに収まるよう、一体成型したシームアンダーデザインです。一見シンプルな白のバックパネルは、ライトが当たると凹凸感が際立つ、ニュアンスのあるデザインにしました。
下部には木製棚を設け、足元はあえて空けることでスッキリと見せています。

 

 

 

②光を遊ぶ造作洗面台

①同様、アイカ工業のスタイリッシュカウンターをベースにした造作洗面台です。

鏡には人気のマリンランプを設置。洗面所入り口を三角垂れ壁にして、光の広がりを効果的に見せました。下部には木製棚を設け、配管を露出させています。

 

 

 

【既製品のメリット・デメリットは?】
●メリット

カウンター下・鏡裏などくまなく収納を取り入れた収納力はメーカー既製品の強み。
またホーローのタカラスタンダード、ラインナップ豊富なLIXIL、先進技術を次々取り入れるPanasonic、水回りに強いTOTOなど、メーカーごとの得意分野で選べるのも魅力です。
また選択肢やオプションの幅が決まっているため、部材を選ぶ手間が省けます。

 

デメリット
造作洗面台に比べれば自由度は低くなります。
ただし、同じメーカー・シリーズの商品でも、キャビネットやミラー、バックパネルなどの組み合わせでまったく異なるイメージに。洗面所の周辺キャビネットを同シリーズで揃えることもできます。「これが既製品?」と驚くデザインに仕上げることも可能です。

 

【既製品の洗面台を取り入れた事例】

①タカラスタンダード「エリシオ」

幅120cmのエリシオを取り入れた事例です。

洗面ボウル、カウンター、カウンター上部まで一体成型なのでお手入れが簡単。カウンター下、鏡裏にはたっぷり収納を設けています。
キャビネットはお手入れ簡単なホーロー製で、マグネット製の収納やアクセサリー(https://www.takara-standard.co.jp/reform/contents/tower/sanitary.html)も着脱可能。

こちらの事例ではサイドにニッチを造作して、オリジナリティを出しました。

 

 

 

横壁への水撥ね防止や、マグネット収納装着のために、洗面台のオプションであるホーロークリーン洗面パネルを設置することもできます。

 

 

出典:タカラスタンダードWEBカタログ(https://www.takara-standard.co.jp/product/homebuilder/elicio/color.html)

 

②LIXIL「ルミシス」

幅120cmのルミシスを取り入れた事例です。

洗面化粧台はホワイト、フロアはグレーでコーディネートしました。

特徴的なのはハイバックベッセルボウル。使いやすいワイドボウルでありながら底の部分は狭く、少量の水でも付け置き洗いなどが可能。手洗いや洗面時、水栓の下へ手を差し入れやすいデザインです。

 

 

 

バックパネルはモザイクタイルも選べます。

 

 

出典:LIXIL ルミシスHP(https://www.lixil.co.jp/lineup/powderroom/lumisis-hbv/)

 

迷ったら、何でも遠慮なくご相談くださいね。

「造作でこんなことできるの?」といったご相談も大歓迎!

またご要望があれば、メーカーショールームへ同行もさせていただきます。

 

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