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注文住宅でディスポーザーを導入するメリットと注意点を徹底解説

2025.05.23
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ディスポーザーとは、キッチンの排水口に設置する生ゴミ処理機のこと。

野菜くずや食べ残しなどの生ゴミを細かく粉砕して排水といっしょに流すことができる、便利な設備です。

共働きのご家庭をはじめ、家事の時短や快適な暮らしのために検討されている方が増えているんですよ。

 

今日はそんなディスポーザーについて、メリットやデメリット、費用感から設計時のポイントまで徹底解説します!

 

注文住宅でディスポーザーを導入するメリット

 

忙しい毎日を送る現代の家庭にとって、家事の負担を軽減してくれる設備は大きな味方です。

中でもディスポーザーは、日々の生活をぐっと快適にしてくれる優れもの!

まずは、注文住宅でディスポーザーを導入するメリットについてみていきましょう。

 

生ゴミ処理がラクになり家事の時短に

「料理は好きだけど、生ゴミの処理が面倒…」

こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

 

ディスポーザーがあれば、調理中に出た野菜くずやお肉の脂身などをシンクに流すだけ。

わざわざ生ゴミ袋に入れる手間が省けるので、料理の後片付けが格段にラクになります!

 

キッチンのニオイ・衛生対策に効果的

生ゴミといえば、気になるのがニオイ問題。

特に暑い夏は生ゴミが傷みやすく、キッチンのニオイの原因になりがちです。

 

ディスポーザーがあれば生ゴミをその場で処理できるので、ニオイの元を断つことができます。

害虫を寄せ付けにくくなるなど、衛生対策にも効果的ですよ!

 

ゴミ出し頻度の軽減とエコな暮らしの実現

生ゴミは腐敗しやすく臭いの原因となるため、通常であれば数日以内にゴミに出すのが一般的です。

しかし生ゴミ以外の可燃ゴミ(紙類など)は、もっと長く溜めておけますよね。

 

つまりディスポーザーを導入すれば、ゴミ出しの頻度を減らすこともできるんです!

ゴミ袋の使用量も減り、環境にも優しい暮らしにつながりますよ。

 

ディスポーザーの種類と仕組みを知っておこう

 

ディスポーザーを導入する前には、その基本的な仕組みや種類について知っておくことが大切です。

HOUSE CODEでお家づくりを検討されているお客様にご紹介している、基礎知識をシェアしますね!

 

そもそもディスポーザーとは?基本の仕組み

ディスポーザーは、キッチンに取り付ける生ゴミ処理機です。

シンクの排水口に設置して、生ゴミを細かく粉砕し、水といっしょに排水へ流す仕組みになっています。

 

粉砕方式の違いと機能別の特徴

ディスポーザーは生ごみを破砕する方法によって、次の3つのタイプに分類されます。

 

タイプ 粉砕方式 特徴
ハンマー
ミル
ハンマーですりつぶして
粉砕する
破砕力が
もっとも高い
チェーン
ミル
2本のチェーンで
粉砕する
静音性に優れ、
繊維質の生ごみが絡みにくい
ブレード
ミル
回転刃で
粉砕する
振動・音ともに小さいが、
破砕力は控えめ

 

現在の主流は、破砕力がもっとも高いハンマーミルタイプです。

振動・音を抑えた機種も登場しているので、ぜひチェックしてみてください!

 

一体型と後付け型の違いと選び方のポイント

新築の注文住宅にディスポーザーを導入する際は、キッチン設置時にいっしょに取り付ける「一体型」と、住みはじめてから設置する「後付け型」の2つの選択肢があります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

 

◉ 一体型・・・キッチンとの一体感が高く、配管や電気工事もスムーズに進められる

◉ 後付け型・・・初期費用を抑えられる。「やっぱり欲しい」と思ったときに導入できる

 

「将来的に付けるかもしれないけど、今はまだ……」という場合には、後付けしやすい設計にしておくことをおすすめします。

 

注文住宅で設置する際の注意点と制約

 

ディスポーザーの設置にあたっては、知っておくべき制約やポイントがいくつかあります。

後悔のない選択をするために、ここでしっかりと確認しておきましょう。

 

設置できる自治体・できない自治体がある

便利なディスポーザーですが、実は全ての地域で設置できるわけではありません。

自治体によっては下水道への負担を考慮して、設置を制限または禁止している場合があります。

 

「大阪周辺で、ディスポーザーの設置が可能な自治体を知りたい!」という方は、ぜひお気軽にHOUSE CODEにお問い合わせください。

 

排水処理方式と浄化槽・下水の関係

ディスポーザーを設置する場合、排水の処理方式も重要なポイントです。

大きく分けると3タイプあって、それぞれ次のように排水処理されます。

 

タイプ 排水処理方式
単体ディスポーザー シンプルに生ゴミを細かく砕いて
処理水といっしょに下水道へ流す
機械処理タイプ 粉砕した生ゴミを機械システムで処理し、
処理水を下水道へ流す
生物処理タイプ 粉砕した生ゴミを専用の浄化槽で
微生物の力を借りて分解処理し、
処理水を下水道へ流す

 

生ごみごと排水する単体ディスポーザーは、下水管詰まりや悪臭の原因になり下水処理場の負担増加や河川汚染につながるため、許可していない自治体がほとんどです。

 

HOUSE CODEでは、土地の条件やインフラ状況を細かくチェックした上で、適切なディスポーザーシステムをご提案しています。

 

メンテナンスや詰まり防止のための使い方

ディスポーザーを長く快適に使うためには、正しい使い方とメンテナンスが欠かせません。

また、ディスポーザーには肉や魚の大きな骨や貝殻、果物の固い種など、処理できないものもあるので注意が必要です。

 

ディスポーザー付きキッチンの設計ポイント

 

ディスポーザーを最大限に活かすためには、キッチン全体の設計も重要です。

ここでは、ディスポーザー付きキッチンの設計ポイントをご紹介します。

 

ワークトップ・シンクとの相性も重要

ディスポーザーを取り付ける場合、シンクはステンレス素材であることが必須!

これは意外と大事なポイントで、おしゃれな「ワークトップもシンクも人造大理石」というキッチンはディスポーザーが設置できないんです。

排水口も特定のサイズや形状に対応していなければならず、キッチン選びの自由度が少し制限されます。

 

HOUSE CODEでは、こうした細かい条件も考慮しながら、お客様の理想のキッチンづくりをサポートします!

 

キッチン全体のレイアウトと使い勝手

ディスポーザーを効率よく使うためには、調理スペースからの動線も重要です。

特に狭小地の住宅では、限られたスペースの中で最大限の使い勝手を考える必要があります。

 

HOUSE CODEでは、「ここで野菜を切って、そのままディスポーザーに流せるレイアウト」など、実際の使用シーンをイメージした提案を心がけています。

 

導入費用とランニングコストの目安

 

「ディスポーザーっていくらくらいするの?」これは多くのお客様からいただく質問です。

設備導入を検討する上で、費用面は大切な判断材料。

初期費用だけでなく、長期的に見たコストについても考えてみましょう。

 

設置費用・工事費・機器代の相場感

ディスポーザー本体の価格は、種類や機能によって4万円〜30万円程度。

これに設置工事費が3万円〜程度かかります。

 

電気代・水道代などのランニングコスト

「毎日使うと光熱費がかさむのでは?」と心配される方も多いのですが、実際のところ、月々の出費はそれほど大きくありません。

1日3回程度の使用であれば、電気代と水道代を合わせても月に数百円〜1,000円程度と、意外とリーズナブルなんですよ。

 

長期的に見たコストパフォーマンスの評価

初期費用とランニングコストを合わせると、ディスポーザーの導入は決して安い買い物ではありません。

しかし、時短効果や生活の質の向上、衛生面でのメリットを考えると、多くのお客様が「導入して良かった」と感じられています。

 

まとめ

 

ディスポーザーは、家事の負担を減らし、快適な暮らしを実現するための強い味方になります。

ただし、設置条件や費用面など検討すべきポイントもあるので注意!

導入の際は、家づくりの早い段階から計画に組み込むことをおすすめします。

 

HOUSE CODEは「楽しい」からはじまる。「愛着」がふくらむをモットーに、プロの目線で、あなたの理想の住まいづくりをサポートいたします。

ディスポーザーをはじめとした設備選びも、お客様のライフスタイルに合わせてベストな提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!



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