注文住宅を建てる時の決めることリスト|準備する手順や注意点を解説
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家族の夢がつまった注文住宅を建てる……その想像だけでワクワクしますよね。
でも同時に「やることがたくさんあって大変そう」という不安も感じていませんか?
たしかに注文住宅を建てるプロセスは決めることが多く、大変な面もあります。
でも、一歩一歩着実に進めていけば、きっと理想の家づくりを心から楽しむことができますよ。
今回は注文住宅を建てるときの流れと、それぞれの段階で決めることをご紹介します。
ステップごとに注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
注文住宅づくりの検討からの準備期間に決めること
注文住宅を建てる前の準備期間は、どんな家に住みたいのか、具体的にイメージすることから始めてみましょう。
ぼんやりとしたイメージではなく、雑誌やSNSも参考にしながら「こんな感じ!」とはっきりと決めるのがポイントです。
そして住みはじめてからの暮らしが苦しくならないよう、最初にお金についても計画しておきましょう。
予算・資金について
まずは今の家計簿をチェック!
支出と収入がはっきりすれば、マイホームにいくら使えるかわかりやすくなります。
予想外の出費があるかもしれないので、「最終的にいくらまでなら大丈夫!」という上限も決めておくといいですね。
住宅ローンについて
住宅ローンの借入期間や金利についても、きちんと知っておくことが大切!
将来の予定も考えて、少し余裕を持たせた住宅ローンを組んでおくのがおすすめです。
HOUSE CODEではFPが資金相談に乗っているので、気軽に相談にきてくださいね。
土地について
土地を所有していない方は、土地探しもしなければなりません。
価格や広さはもちろん、近くのお店や通学・通勤時間なども考えて探してみましょう。
希望に合う土地が見つかったら、朝昼晩、平日休日といろんな時間に見学してみると、新しい気づきがあるかもしれません。
理想の家のイメージについて
ここが一番楽しい時間かも!
どんな外観がいいのか、部屋はどんな感じにしようかなと考えるのはワクワクしますよね。
雑誌を見たり、モデルハウスに足を運んでみたりして、イメージをふくらませてみましょう。
注文住宅を建てたお友達がいれば、相談してみるのもリアルな声が聞けておすすめです!
施工会社について
施工会社は大きく分けて、ハウスメーカー、工務店、設計事務所の3つです。
それぞれ得意なことが違うので、自分の希望に合わせて選んでくださいね。
ハウスメーカー | ネームバリューがあって安心 |
工務店 | 地元に詳しく、コスパも良い |
設計事務所 | おしゃれで個性的な建築が得意 |
そして大切なのは、担当者との相性がよいかどうか。
話しやすい人を選ぶのが、いい家づくりの秘訣です!
注文住宅づくりの契約から工事着工までの打ち合わせ期間 に決めること
さあ、いよいよ家づくりの本番!
契約から工事がはじまるまでの期間、決めることがたくさんありますよ。
間取りについて
まず、毎日の暮らしをイメージしながら、部屋の位置や数、収納場所などを決めていきます。
迷ったときは、施工会社の事例を参考にしたり、設計士に相談したりしましょう。
土地に対する建物の配置について
車をお持ちの方は、駐車場との兼ね合いを考えて建物の配置を決めるのがベスト!
土地と同じように建物の配置は、後から変えることは難しいので慎重に決めてくださいね。
内装について
壁紙の素材や照明の色など、内装のさまざまなデザインも決めていきます。
ひとつずつ選んで終わりではなく、それぞれを組み合わせたらどのような内装になるのかまでしっかりと考えておきましょう。
あまりにも個性的すぎると、居心地が悪くなってしまうことも。
インターネットなどで、好みのインテリアを見つけて真似してみるのもおすすめです!
水回りについて
快適な家づくりには、水回りの位置も重要なポイントです。
生活動線がスムーズで、排水音が気にならないような配置を考えましょう。
また、水回りを一つにまとめると、給排水管が短くなってコスパがよくなります。
設備について
システムキッチンやトイレ本体など、これからの暮らしで使っていく設備も決めます。
デザイン面や機能面など、何を重視するのかをしっかりと見極めて選んでくださいね。
電気配線について
電気配線に関しては設計士がメインで考えますが、コンセントの位置や数は希望を伝えましょう。
コンセントが少なかったり位置が悪かったりすると家電の使い勝手が悪いという失敗も。
実際の暮らしをシミュレーションして考えてみてくださいね。
外装・外構について
駐車場や庭、門扉など、外装や外構(お庭の計画)についても考えます。
外構には3つのタイプがあるので、室内とのバランスを考えて決めましょう。
オープン外構 | 塀などの囲いがないタイプ:空間を広く見せられる |
セミオープン外構(セミクローズ外構) | 敷地を適度にクローズして外と緩やかにつなぐタイプ:開放感もありつつプライバシーも保てる |
クローズ外構 | 壁や門扉で空間を区切っているタイプ:プライバシーと防犯面に配慮されている |
地鎮祭の有無や挨拶回りなどの予定について
工事が始まると少なからず音がするので、工事前のご近所の方へのご挨拶は必須。
また、工事の安全を祈る地鎮祭をするかどうかも、施工会社と話し合っておきましょう。
注文住宅づくりの着工から完成までの期間
着工から完成までの期間、家については基本的に待つことがメイン!
引っ越しの準備やライフライン、各種保険の加入など、計画的に進めておきましょう。
上棟式について
上棟式とは、住宅の骨組みができたタイミングで行う行事。
上棟式をしないケースも増えていますが、施工関係者とコミュニケーションが取れる貴重な機会なので、無理のない範囲で検討してみましょう。
現場見学について
工事がはじまったら、定期的に現場見学をしてみるのもおすすめ!
おうちが出来上がっていくのを体験できるチャンスですし、気になる箇所があれば早めに発見できます。
完成時の確認について
お家が完成したら、設計プランどおりか、壁の傷や汚れはないかなど確認をします。
気持ちよく引き渡しができるように、気になる箇所や不具合を見つけたら遠慮なく伝えてくださいね。
引き渡しについて
引き渡しでは、内覧会で見つかった傷や不具合がしっかりと補修されているかチェック。
問題がなければ書類にサインし、カギや重要書類などを受け取ります。
引越しについて
引っ越しについては、早い時期からしっかりと計画を!
引っ越し業界の繁忙期である3〜4月、9〜10月になる場合は、少し時期をずらしたり、平日にしたりすると安く抑えられるかもしれません。
家具家電や保険などの準備について
後回しにしがちなのが、家具家電の準備です。
特に冷蔵庫や洗濯機などの家電は大きいので、早めに搬入時期を調整するとよいでしょう。
また、住宅ローンで家を買うなら、引き渡し日には火災保険の補償をスタートさせなければなりません。
意外と情報収集や手続きに時間がかかるので、早めに準備しておきましょう。
注文住宅づくりに関して決めるときの注意点
こだわろうとすれば思う存分こだわれるのが注文住宅ですが、すべてハイグレードのもので揃えると予算オーバーすることも。
優先順位を決めて、譲れないところはこだわる、そうでない場所は標準グレードにするなどメリハリをつけましょう。
また注文住宅は決めることが多いので、打ち合わせ内容はメモしておくのがおすすめ!
あとから品番間違いやイメージと違うなどのトラブルが起きにくくなりますよ。
まとめ
今回は、注文住宅を建てるときに「いつ」「何を」決めるのかをいっしょに見てきました。
たくさんあって大変に感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、私達HOUSE CODEに気兼ねなく、ご相談下さい。各専門職の担当といっしょなら意外とスムーズに進められるので安心してくださいね。
HOUSE CODEのモットーは、「楽しい」からはじまる。「愛着」がふくらむ。
あなたの「こんな家に住みたい!」という理想を、とことん形にしていきます。
自由度たっぷりの注文住宅を、いっしょに楽しく創っていきましょう!