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注文住宅で和モダンを美しく仕上げるポイントと費用の目安とは

2025.07.25
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日本の伝統的な和の趣と現代の機能美を融合させた、和モダンテイストの住まい。

自然素材をふんだんに使って仕上げられる和モダンな空間は、心を落ち着かせてくれる特別な存在になるでしょう。

 

今回は、注文住宅で和モダンをデザインするときの設計ポイントや素材選びを紹介します。

和モダンな家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

和モダンな注文住宅が人気の理由

注文住宅を建てるにあたって、和モダンスタイルを取り入れる方は少なくありません。

ここでは、和モダンが親しまれる理由を紹介します。

和の落ち着きとモダンな機能美の融合

和モダンの大きな魅力は、和の雰囲気とモダンな雰囲気が織り成す、心を落ち着けられる空間にあります。

無垢材のぬくもりや障子越しのやわらかな光、畳の香りなどは、日本人が昔から親しんできた和の要素そのもの。

そこに直線的でスタイリッシュなデザインを融合させることで、古き良き日本の美意識を大切にしながらも、機能性や快適性も追求した住まいが生まれます。

年齢問わず長く愛される普遍的デザイン

和モダンが生み出すスタイリッシュさと自然素材の質感が織りなす空間は、年齢を重ねても飽きがこないのが特徴です。

シンプルで落ち着いた色合いや素材感は、年齢やライフステージに関係なく暮らしに馴染みます。

シニア世代をはじめ、若いご夫婦や子育て世代の住まいにもぴったりです。

自然素材や日本文化の価値再発見が注目の背景

近年、シックハウス症候群やアレルギー対策、湿度対策として、自然素材を取り入れた住まいづくりに注目が集まっています。

和モダンな家づくりでは、無垢材や珪藻土、和紙など日本伝統の素材を使うことで、デザイン性と健康面の両立を実現。

 

さらに、和モダンには「余白を楽しむ」文化や「自然との調和を大切にする」日本独自の美意識が息づいているのも魅力です。

自然と共生する知恵が込められた和の文化が、今あらためて注目されています。

和モダンな注文住宅の外観・内装デザイン

ここでは、和モダンな注文住宅の印象を左右する外観と内装のデザインポイントを紹介します。

外観:格子・木材・土壁調・モルタルの活かし方

外観は家の第一印象を決める重要なポイントです。

和モダンの外観では、縦格子や木材を取り入れることで、落ち着きと上品さを演出できます。

外壁には、モルタル仕上げや土壁調の左官仕上げがおすすめ。

自然素材の柔らかさが加わることで、温もりのある外観に仕上がります。

HOUSE CODEが手がけた和モダンな住宅の外観には、和調の縦格子デザインの引き戸を採用。

外壁は塗壁で仕上げ、落ち着いた雰囲気を演出しました。

 

こちらの施工事例を見る>陽ざしがふりそそぐ和モダンの家 F様邸

内装:障子・畳・無垢材の床・漆喰の壁の取り入れ方

内装では、和を象徴する障子や畳を取り入れるのがおすすめです。

 

障子は窓まわりに設けるだけで、室内にやわらかな光が広がり、心地よい空間が生まれます。

畳は縁のない琉球畳を選ぶと、よりモダンな印象に。

また、隣接する空間の床に無垢材を取り入れれば、木のぬくもりが感じられる空間に仕上がります。

 

壁に漆喰や珪藻土を採用すれば、雨の日や梅雨の時期も快適に過ごせる室内環境が整えられるでしょう。

◆現代風LDKと和室の融合が人気

最近では、広々としたLDKに和室を取り入れる間取りが人気です。

和室は子どもの遊び場やくつろぎスペース、洗濯物を畳む場所としても活躍します。

家族が集うLDKに和室をつくることで、同じ空間にいながらもそれぞれの時間を過ごせるように。

和と洋のデザインと過ごし方が自然に溶け合う空間は、まさに和モダンらしいといえるでしょう。

HOUSE CODEが手がけたLDKでは、琉球畳を用いた和室スペースを設けました。

リビング側の天井には木目を取り入れ、自然素材に囲まれたあたたかな雰囲気を演出しています。

 

こちらの施工事例を見る>陽ざしがふりそそぐ和モダンの家 F様邸

和モダンな注文住宅を建てる間取りの工夫

ここでは、和モダンな注文住宅を建てるときに悩みやすい、間取りについて紹介します。

間取りを工夫することで、住み心地の良い空間に仕上がるので、ポイントを押さえていきましょう。

家事動線を崩さずに和室や縁側を取り入れる

間取りの設計では、家事動線を意識しながらも和の要素を取り入れることを意識しましょう。

 

例えばキッチンから洗面・ランドリールームまでの動線を短くし、その近くに和室スペースを設けると、家事とくつろぎの両立がしやすくなります。

同様にリビングやランドリールームに縁側を設ければ、洗濯物を干したり子どもやペットの遊び場になったり、日向ぼっこを楽しんだりと、多目的に活用できますよ。

平屋・中庭・吹き抜けとの相性がよい理由

和モダンは、装飾を抑えたシンプルな美が特徴。

そのため、平屋の水平ラインや中庭の見せ方、吹き抜けの開放感との相性が抜群です。

吹き抜けを設けて梁を見せるデザインにすれば、木の美しさが引き立ち、空間のアクセントにもなるでしょう。

落ち着いた空間をつくるゾーニングと配色のポイント

和モダンでは、色使いも重要なポイントです。

白・黒・木のナチュラルカラーをベースに、アクセントとして藍色や深緑、朱色などを加えると全体の雰囲気がまとまります。

 

また、生活空間とプライベート空間をしっかり分けるゾーニングも重要。

家族のくつろぎスペースは開放的に、寝室や書斎は静かな空間に分けると、より暮らしやすくなるでしょう。

和モダンな注文住宅に使いたい素材と照明

ここでは、和モダンな注文住宅に取り入れたい自然素材の内装材や建具、照明などを紹介します。

無垢材・珪藻土・漆喰など自然素材の魅力

和モダンな空間を手がけるにあたって、自然素材はぜひ取り入れたい素材です。

見た目の美しさだけではなく、住み心地にも大きく関わります。

 

例えば無垢材は、木材の香りや足触りが心地良く、年数を重ねるごとに味わい深く変化するのが魅力です。

漆喰や珪藻土は、湿度調整・消臭効果・抗菌作用があり、快適な室内環境を保ってくれます。

 

素材そのものの質感を楽しむことができるのは、和モダンならではの贅沢ですね。

木目や格子を活かした温かみのある演出

木目の美しさや繊細な格子デザインは、和の趣を感じさせながらも現代的な空間に調和します。

木目はフローリング、格子は室内の間仕切りや収納扉に採用できるので、取り入れやすいのもうれしいポイント。

自然素材の風合いを活かすことで、ぬくもりある落ち着いた住まいを演出できます。

間接照明・行灯風照明で和の雰囲気を演出

照明は、直接光を当てるよりも間接照明を多用することで、落ち着いた雰囲気に仕上がります。

足元灯や壁のくぼみに仕込むライト、和紙の行灯風スタンドライトなどがおすすめです。

夜になると柔らかい光が壁や天井に広がり、まるで高級旅館のような上質な空間になりますよ。

和モダン住宅を建てる際の費用相場と注意点

ここでは、和モダンな注文住宅を建てるときにかかる費用の目安と、メンテナンスコストを紹介します。

費用を抑える方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

一般的な注文住宅との価格差はある?

和モダン住宅は、自然素材やデザインにこだわるため、一般的な注文住宅より若干コストがかかる傾向にあります。

無垢材や漆喰などの素材は量産品よりも高価ですし、格子や障子といった細かな造作も手間がかかるためです。

和モダンを維持するためのメンテナンスコスト

自然素材は美しい反面、適切な手入れが必要になります。

無垢材は傷や水濡れに弱い部分もあるので、定期的なワックスがけや補修が欠かせません。

また漆喰の壁はひび割れが生じることもあるため、場合によっては塗り直しが必要です。

 

正しくメンテナンスを行えば自然素材の持つ耐久性や味わいを長く楽しめるので、必要な維持費として考慮しましょう。

素材選びとデザインの工夫でコストを抑える方法

先述した通り、自然素材は価格が高い傾向にあります。

少しでもコストを抑えたい場合は、以下を参考にしてみてください。

 

  • 無垢材の床はリビングダイニングなど一部だけに採用する
  • 漆喰はアクセントとして一部の壁のみに取り入れる
  • 格子や障子は既製品を活用して組み合わせる

 

予算が限られていても、工夫次第で和モダンな空間は叶います。

設計士と相談して、予算に応じたプランを立てましょう。

和モダン注文住宅でよくある失敗と成功の分かれ目

ここでは、和モダンな注文住宅を計画する前に確認しておきたいよくある失敗例と、失敗を回避する方法を紹介します。

デザイン優先で住み心地が損なわれる

和モダンの美しさに惹かれてデザインを重視しすぎると、住み心地が二の次になってしまうおそれがあります。

 

例えば吹き抜けのあるリビングは開放感が魅力的な一方で、冷暖房効率が悪くなり、光熱費が高くなることも。

生活感を出さないために収納を極力減らせば、住み始めてから物が溢れて散らかりやすくなります。

 

家族の生活スタイルや動線をよく考え、デザインと実用性のバランスを取ることが成功のポイントです。

「和」が強すぎてモダン感が失われる

和モダンな注文住宅をデザインするときは、「和」と「モダン」のバランスに注意しましょう。

和が強く出てしまうと、重厚すぎたり古風すぎたりするかもしれません。

 

例えば、伝統的な格子や漆喰を多用した住まいは趣があるものの、現代的な暮らしとは合わない部分もありますよね。

モダンな要素をうまく取り入れて、すっきりとした印象にまとめる工夫が必要です。

設計士との打ち合わせ時にすべき確認事項

美しい和モダンな注文住宅を建てるには、設計士との綿密な打ち合わせが欠かせません。

和モダンテイストの方向性をしっかり伝え、イメージや優先したいポイントを共有しましょう。

また、使いたい素材の種類やメンテナンス方法、コストの見通しについても質問しておくと安心です。

模型やパース図を使って、完成後のイメージを確認できると、より失敗を防げるでしょう。

まとめ

和モダンな注文住宅を建てる上で大切なのは、「和」と「モダン」をちょうどいいバランスで融合させること。

どちらの良さも引き出される住まいになれば、心地の良い住まいになります。

設計士とよく相談しながら、理想の家づくりを進めていきましょう。

 

HOUSE CODEは、ご家族にとっての住まいの在り方にフィットする和モダンな注文住宅をご提案します。

和の要素を取り入れつつ、快適で過ごしやすい間取りや素材をいっしょに考えてカタチにしていきましょう。

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