注文住宅でルーフバルコニーを置くメリットとは？安全性とメンテナンス方法も解説

注文住宅にルーフバルコニーを設置するメリットとデメリット

では、注文住宅にルーフバルコニーを設置するメリットとデメリットを整理していきましょう。

ルーフバルコニーを設置するメリット

ルーフバルコニーには、次のようなメリットがあります。

◎ 屋根がなく日当たりが良い

◎ プライバシーが確保しやすい

◎ 眺望が良い

ルーフバルコニーには屋根がないことが多く、日当たりが良いのがメリット。

ガーデニングをしたり、洗濯物を干したりするのに最適な場所です。

また、建物の最上階にあるため、近隣からの視線を気にせずに過ごせます。

テーブルやソファを置けば、ティータイムや読書などリラックスできる空間になるでしょう。

友人や家族と集まってバーベキューをしたり、お子様が遊んだりする場所にもおすすめです。

また高い位置にあることで、周囲の景色を一望できます。

夜空を見上げたり、街並みや自然を楽しんだりと、心落ち着ける場所になるでしょう。

ルーフバルコニーを設置するデメリット

一方で、ルーフバルコニーには次のようなデメリットもあります。

◎ 天候によっては使えない

◎ 雨漏りのリスクが高め

◎ メンテナンスが必要になる

ルーフバルコニーには屋根がないので、常に雨ざらしの状態。

屋根のあるインナーバルコニーなら多少の雨は避けられますが、ルーフバルコニーだと洗濯物も濡れてしまいます。

また通常の屋根は勾配がついており、雨がスムーズに流れるしくみ。

ルーフバルコニーのある家は屋根がフラットなので、きちんとした排水システムがないと雨がバルコニーの上にたまってしまい、水漏れの原因になります。

表面には防水処理をするため、工事費が高くなってしまうことも。

定期的に防水工事を行う必要もあり、メンテナンス費用もかさみます。

注文住宅にルーフバルコニーを設置する際の注意点とは？

ルーフバルコニーはバーベキューやプールなどに最適な場所。

しかし、周囲に高い建物があるなど、立地によっては近隣の視線が気になることも。

腰壁を高くしたりオーニングを張ったりと、プライバシーを確保する方法も考えておきましょう。

そして大切なのが、排水と防水の計画です。

地域の降水量を元に、雨水がきちんと流れる排水システムを設計します。

また、雨水が排水口へスムーズに流れる勾配を設け、配管が落ち葉やゴミで詰まってしまわない工夫も。

表面の防水にはいくつかの工法があるので、雨漏りリスクが少なく維持管理しやすい方法を選びましょう。

注文住宅のルーフバルコニーの安全性とメンテナンス

ルーフバルコニーで大切なのが安全性。

高いところにあるからこそ「手すりの高さは適切か？」「しっかり固定されているか？」など気を配らなければなりません。

特にお子様やペットがいるご家庭では、注意しておきたいポイントです。

そして忘れてはいけないのが、こまめなお手入れです。

排水口が詰まっていないか確認し、落ち葉やゴミはきちんとお掃除しましょう。

そして床の防水効果は徐々になくなってくるので、定期的に塗装や張り替えをしなければなりません。

常に雨ざらしで直射日光の当たるルーフバルコニーは、屋根やひさしがあるタイプより経年劣化が進みやすいので注意が必要です。

まとめ

ルーフバルコニーのある暮らしを想像すると、魅力たっぷりで注文住宅に取り入れたくなりますよね。

長く使い続けるためにも、住み始めてからは定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

家を建てる際は、メンテナンスのしやすさやコストまで考えて計画しましょう。

HOUSE CODEでは、限られた面積のなかで安心・安全なルーフバルコニーをご提案いたします。

ルーフバルコニーで過ごしたいイメージを叶えられるように施工やコーディネートをいたしますので、こだわりをギュッと詰め込んだ家づくりをしましょう。