注文住宅は総二階でシンプルに。コストだけじゃない「四角い家」の魅力
- 注文住宅ブログ
注文住宅を検討していると、「総二階ってコストを抑えられそう」と気になる方も多いのではないでしょうか。
しかし、四角い家はシンプルな分、外観が単調にならないか心配になることもありますよね。
せっかく建てるなら、予算を考えつつも“好きな雰囲気”はきちんと叶えたいところです。
実は総二階の家は、建築費の面でメリットがあるだけでなく、家のあたたかさや安心感につながる面もあります。
今回は、総二階の魅力を整理しながら、外観や間取りでこだわりたいポイントをまとめました。
四角い家を建てようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
総二階のメリット:コストと性能

総二階とは、1階と2階がほぼ同じ面積や形になっている2階建て住宅のことです。
外観は箱型に近く、凹凸が少ない家が多くなります。
この形のまとまりが、コストにも性能にも影響してくるのが総二階のおもしろいところです。
凹凸がなく建築費用を抑えられる
総二階が注目される理由として、まず挙げられるのが建築費です。
凹凸が多い家は、外壁や屋根の面積が増えやすく、材料も工事の手間も増えていきます。
少しずつ費用が積み重なりやすいのが悩ましいところです。
その点、総二階は形がまとまりやすく、余分な材料や工事が増えにくい傾向があります。
延床面積が同じでも「総二階のほうが費用が整いやすい」と言われるのは、こうした理由からです。
予算に余裕が出れば、内装や設備にこだわれる選択肢も広がります。
好きな床材を選んだり、キッチンをグレードアップしたりと、暮らしが楽しみになる工夫もしやすくなりますよ。
外壁面積が減り断熱性が高まる
総二階は、外気に触れる面積が増えすぎない形になりやすい点も魅力です。
外側の面が少ないほど、室内のあたたかさが逃げにくくなり、夏の暑さも入りにくくなります。
「冬の朝、布団から出るのがつらい」「エアコンをつけても部屋がなかなかあたたまらない」など、住まいの冷えはつらいものですよね。
断熱性能は設備や材料だけで決まるものではなく、家の形にも影響されます。
総二階のように外壁面積が増えにくい形は、快適性を保ちやすいのもうれしいポイントです。
構造が安定し耐震等級3に有利
1階と2階が大きくズレる間取りに比べて、総二階の家は、上下階の形が揃っているため、建物のバランスが取りやすい特徴があります。
耐震等級3を目指す場合も、この「形の整いやすさ」がプラスに働くことも少なくありません。
地震が多い日本では、見た目やコストだけでなく、安心して暮らせるかも大切にしたいところです。
長く住む家だからこそ、安心感につながるポイントはしっかり押さえておきましょう。
四角い家を垢抜けさせる外観テクニッ ク

総二階を検討している方の中には、「四角い家っておしゃれに見せられるのかな?」 と気になる方も多いと思います。
確かに、シンプルな形は外観が単調に見えやすい面もありますが、ちょっとした工夫で印象は大きく変わりますよ。
窓のラインを揃えて美しく見せる
外観を整えるうえで効果的なのが、窓の配置です。
窓の高さやラインがバラバラだと、建物が落ち着かない印象になり、せっかくのシンプルさが崩れてしまいます。
そこで意識したいのが、窓のラインを揃えること。
横のラインが揃うだけで、外観はぐっとすっきり見えます。
窓の大きさを変えても良いので、配置のリズムを整える意識を持つとまとまりが出やすくなりますよ。
軒の出や庇で立体感を出す
総二階はフラットに見えやすい形なので、影ができる工夫を取り入れるのがおすすめです。
軒の出や庇があるだけで、外観に奥行きが生まれ、単調さがやわらぎます。
また軒や庇のおかげで、雨だれが外壁につきにくくなるのもメリットです。
夏の日差しをやわらげる効果も期待できるので、外観のアクセントとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
素材と色使いで倉庫感を消す
「四角い家=倉庫っぽい」と感じるときは、外壁の素材や色の選び方を工夫しましょう。
単色でつるっとした外壁は、どうしても無機質な印象になりやすくなります。
そこで取り入れたいのが、素材の切り替えや色のメリハリです。
玄関まわりだけ木目やタイルを使ったり、ベースカラーを落ち着いた色にしてアクセントで締めたりすると、表情が出やすくなります。

HOUSE CODEでも、四角い家を建てるときは、素材や色使いにこだわり、シンプルながらも洗練された外観づくりをしています。
こちらの施工事例を見る>夢がふくらむピットリビングの家 M様邸
意外と自由な空間活用と間取り

総二階は外観がシンプルな分、「間取りまで普通になりそう」と感じる方もいるかもしれません。
しかし実際は、室内の形が整っているからこそ、空間の使い方を工夫しやすい面があります。
1階と2階を揃えて大空間LDKに
総二階は、1階と2階の形がそろっている分、柱や壁の配置もまとめやすいのが特徴です。
2階の部屋を支える柱を1階でも同じ位置に置きやすいため、LDKの真ん中に柱が出たり、壁で区切られたりする心配が減ります。
その結果、家族が集まるLDKを開放感のある大空間にすることも可能です。
階段位置で廊下を減らす工夫
すっきりとした総二階の間取りを設計するなら、廊下を増やしすぎないことがポイントです。
廊下が長いと、その分だけ使える面積が減ってしまいます。
そこで意識したいのが階段の位置。
階段を家の端に寄せると廊下が長くなりがちですが、住まいの中心に近い場所に置くと移動が短くなり、廊下を最小限に抑えやすくなります。
余った面積で収納や水まわりにゆとりを持たせられますよ。
メンテナンス費用と耐久性の高さ

家づくりは建てて終わりではありません。
住み始めてからは、外壁や屋根など定期的なメンテナンスが必要になります。
総二階は形がシンプルな分、このメンテナンス面でもメリットを感じやすい住まいです。
雨漏りリスクが低いシンプルな構造
雨漏りは、屋根や外壁のつなぎ目が増えるほど起こりやすくなります。
凹凸が多い家は、防水のポイントも増えるため、管理する場所が多くなりがちに……。
総二階は屋根形状がまとまりやすく、弱点になりやすい部分が増えにくいのが利点です。
もちろん施工の質が大前提ですが、そもそもの形がシンプルなことは安心材料になります。
将来の塗装足場代も安く済む
外壁の塗装メンテナンスでは、塗料代だけでなく足場代もかかります。
総二階は凹凸が少ない分、足場費用を抑えやすいのがメリットです。
将来の出費を見通しやすいのは、暮らしの安心にもつながりますよね。
「建てた後のメンテナンス費用も視野に入れたい」と考える方には、見逃せないポイントです。
まとめ

総二階の家は、建築費を整えやすいだけでなく、断熱性や耐震性の面でもメリットが多くあります。
四角い形はすっきりとした印象になり、シンプルモダンが好きな方にもおすすめです。
HOUSE CODEでは、コスト・デザイン・暮らしやすさのバランスを見ながら、総二階の住まいをご提案しています。
こだわりの選択として、心地よい家づくりを一緒に進めていきましょう。