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プロの土地探しアドバイス①狭小地選びの落とし穴

2023.06.29
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こんにちは、ハウスコード 営業の本間です。
前回、舩塚設計士が投稿した「設計士の狭小住宅テクニック ④規格寸法の微調整で間口を広げる!」はご覧いただけましたか?
狭小地の間口に関する話題で、土地探しにも大きく関係する内容でした。

 

そこで今回は、設計から営業へバトンタッチ。「設計士の狭小住宅テクニック ④」の補足もかねて狭小住宅の土地探しで失敗しがちな点をご紹介します。

予定していた家が建てられない?狭小地で失敗しがちな落とし穴!

 

①敷地面積=家を建てられる面積ではない

 

家を建てるときは、法的制限、隣家との境界からの距離、通気・採光、室外機置き場などを考慮する必要があります。また用途地域ごとに、敷地面積に対する建物面積の割合が決まっています。
道路斜線規制などで道路から一定距離以上建物を後退させなければならない、高さ制限で3階建てに様々な制約がかかるといった場合も。
思っていたより建物が小さくなってしまったというのはありがちなことですが、元々の敷地が狭い狭小地の場合は、住空間に大きな影響がでます。

 

②足場やメンテナンスのことも考えて

 

住宅密集地で気を付けたいのが、外壁施工時の足場を設けるスペースや、お引き渡し後のメンテナンスのこと。
外側に足場を組む余裕がない場合は、内側から外壁を張る内張り工法で施工します。その場合、工費は割高になってしまいます。

 

③不動産のプロと住宅のプロは目線が違う

 

私自身、不動産業界と住宅業界を両方経験して思うのは、不動産会社と、住宅会社・工務店では土地の見方が違うということ。
不動産屋さんは土地そのもののプロなので、①②のような家を建てるときの視点を持っていない場合が多々あります。
不動産屋さんでは「間口●●m取れますよ、その広さの建物なら大丈夫ですよ」という話だったけれど、いざ設計事務所や住宅会社に行くと無理だと言われたといったこともしばしば。

 

間口をどれだけ取れるか、建物をどれだけ大きくできるかは、同じ住宅関係者でも考え方やポリシーによって見解が分かれるところです。
土地購入前に、住宅のプロへ相談してセカンドオピニオンを求めましょう。

 

④手ごろな土地ほど制約がキツイ

 

同じような敷地面積、ロケーションで土地が安いということは、それだけ制約がキツイということ。制約面を理解し、逆手に取って、いい家を建てれば“掘り出し物”“いいお買い物”になりますが、反面「そんなはずじゃなかった!」という失敗におちいる危険性もはらんでいます。

 

難易度が高い狭小地は、住宅会社や設計事務所などのアドバイスを受けながら、購入を検討するのがベターでしょう。

 

ハウスコードではお客さまの家づくりを土地探しからお手伝いしています。
お客さまが納得するまで、1年以上時間をかけて一緒に土地を探すことも珍しくありません。土地探しのアドバイスや現地見学の同行などは無料で行っておりますので、遠慮なくご相談ください。

 

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