都市部や密集地でオープンエアを満喫するには?
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こんにちは、ハウスコード 設計の舩塚です。
6月のブログでご紹介した「光庭のある家」ご提案スケッチシートをご覧になった方から、「素敵ですね!」のお声をいただきました。外に閉じて内に開く手法で、プライバシーを守りながら庭のある暮らしを実現できる点がご評価いただけたようです^ ^
我が家で緑の風景やアウトドアを満喫したいという方は多いものの、都会で庭をつくれる土地を確保するのは、なかなか困難。また、ここ数年で定着したベランピングやお家キャンプを楽しみたくても、通りや隣家から丸見えになってしまいがちです。
そこで今回は、都市部や密集地でも、アウトドア・オープンエアを楽しめるアイデアをいくつかご紹介させていただきます。
【高めの壁で外からの視線をカット】
バルコニーの壁を高くして、外からの視線をカットすれば、アウトドアで思いきりくつろげます。施工事例「温もりに包まれた2階リビングの家」のように、2階リビングと隣接させて、バルコニーをテラスやプライベートガーデン風に楽しむのもオススメです。
【光や視線は通して視線は遮る格子(ルーバー)】
「窓際ベンチのある家」にも、2階リビングつづきのバルコニーがあります。こちらはリビングの造作ベンチとバルコニーの床レベルを合わせたユニークなつくり。バルコニー壁の一部が木調の格子になっています。
中からは適度に見通しが良く、外からの視線はカットするルーバーは、光や風もしっかり入ってきます。「家族時間を楽しむキッチン中心の家」では、目隠しルーバーが外観のポイントにもなっています。
【3方向を建物で囲んだカフェ風バルコニー】
バルコニーを建物の壁で囲み、奥まった状態にすることで、屋外の部屋のような感覚で使うことができます。「家族で遊べる家」では、パネルタイプのウッドデッキを敷いて、オープンカフェ風に設えました。ルーバーと組み合わせて、よりプライバシーの守られた空間にすることもできます。
【外に閉じて内に開いたプライベートガーデン】
「プライベートな中庭を楽しむ家」には、建物でコの字型に囲み、隣家と接する側にルーバーを設けたプライベートガーデンがあります。こちらの事例自体は広めの敷地ですが、狭小地でも、同じように建物の壁やルーバーを上手に利用すれば中庭や光庭をつくれますよ。
【傾斜地を利用したデッキテラス】
「デッキテラスのある家」では、ガレージの上部にデッキテラスを設けています。1階にあるテラスが道路より一段高くなっているので、道を歩く人と視線が合って気まずい思いをすることがありません。傾斜地の場合は、人通りの多い場所でも、高低差を利用してアウトドアスペースを楽しめますよ。
都会に暮らしながら、四季の移り変わりや青空を満喫するための方法は、たくさんあります。あきらめる前に、まずはご相談ください!