【2025年最新版】ZEH、長期優良、低炭素、HEAT20等の断熱等性能等級を一覧で見てみよう!

- 注文住宅ブログ
家づくりを進めていると、「ZEH」「長期優良住宅」「HEAT20」など色々な言葉が出てきて混乱しませんか?
「結局どれが一番性能が高いの?」
こんな疑問をお持ちの方も多いはず。
そこで今回は、複雑な住宅性能の基準を分かりやすく整理してご紹介します!
注文住宅で断熱等級を上げる3つのメリット

複雑に見える住宅の認定基準を「断熱等性能等級」という共通の物差しで整理してみると、下表のようになります。
断熱等性能等級 | 国の認定制度 | 民間基準(HEAT20) |
---|---|---|
等級4 | 省エネ基準適合住宅
(2025年4月から義務化) |
ー |
等級5 | 長期優良住宅・ZEH住宅・低炭素住宅 | HEAT20 G1 |
等級6 | GX志向型住宅 | HEAT20 G2 |
等級7 | ー | HEAT20 G3 |
この表から分かることは、現在等級5に設定されている住宅基準(長期優良住宅、ZEH、低炭素住宅)が多いということ。
そして、最高レベルの断熱性能を求めるならHEAT20 G3(等級7)が目標となることです。
情報が整理されたところで、注文住宅で断熱等級を上げるメリットについてみていきましょう!
生涯コストが下がる
断熱性能が高い家では、冬場の暖かい空気は外に逃げにくく、夏場の熱気は室内に侵入しにくいため、エアコンなどの設定温度や使用頻度を抑えることができます。
その結果、断熱性能が低い家と比べて光熱費を大幅に削減することができるのです。
断熱等級4から等級5に上げると約20%、等級6なら約30%、等級7なら約40%の省エネ効果が期待できるんですよ。
住宅ローン減税&補助金が拡充
断熱等級を上げることで、より高い住宅性能基準を満たすことができ、その結果、より優遇された住宅ローン控除枠や補助金の対象になります。
<住宅ローン減税の借入限度額(最大控除額)>
住宅タイプ
住宅タイプ | 子育て・若者夫婦世帯 | 一般世帯 |
---|---|---|
省エネ基準適合住宅 | 4,000万円(364万円) | 3,000万円(273万円) |
ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円(409.5万円) | 3,500万円(318.5万円) |
長期優良住宅・低炭素住宅 | 5,000万円(455万円) | 4,500万円(409.5万円) |
2025年の「子育てグリーン住宅支援事業」では、ZEH水準住宅で最大60万円、長期優良住宅で最大100万円、新設されたGX志向型住宅では最大160万円もの補助金を受けることができます!
資産価値と売却力が高まる
断熱性能の高い家は光熱費が安く快適に住めるため、資産価格が落ちにくく、買い手がつきやすいとされています。
等級6・7を達成するための設計ポイント

大阪で等級6・7の高断熱住宅を実現するには、以下の基準をクリアする必要があります。
- 等級6:UA値0.46以下
※UA値(外皮平均熱貫流率)・・・断熱性能を示す数値で、小さいほど高性能
そして断熱等性能等級6以上を実現するためには、高性能な窓の採用が欠かせません。
そこでHOUSE CODEでは、一般複層ガラスの2倍の断熱性を誇る「Low-E複層ガラス」を標準採用!
室内側フレームには、熱伝導率がアルミの1/1000の樹脂を使用し、フレームをスリム化してガラス面積を約30%アップすることで、自然光をたっぷり取り込みながら高い断熱性能を実現しています。
断熱等級の標準仕様はHEAT20 G1水準(等級5)ですが、お客様のご要望に応じて等級6・7にも対応可能です。
断熱等級に関するよくある質問

ここでは、HOUSE CODEにお問い合わせいただくことの多い質問にお答えします。
等級6と7の費用差はどのくらい?
「等級7にしたいけど、6とどのくらい差があるの?」とよく聞かれます。
一般的な目安をお伝えすると、断熱等級を上げる際の追加費用は以下の通りです。
- 等級4→等級5:約10万円
- 等級4→等級6:約60万円
- 等級4→等級7:約250~300万円
つまり、等級6と等級7の差は約190〜240万円くらいになりますね。
「えっ、そんなに?」と思われるかもしれませんが、等級7は本当に高性能なんです。
断熱性能が上がれば光熱費が大幅に下がるので、長期的に見ればメリットがあります。
HOUSE CODEでは、お客様のご予算に合わせて最適な断熱等級をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
長期優良住宅の申請手続きは大変?
長期優良住宅の申請手続きは、以下のような流れで進みます。
- 工事前に申請書類を提出
- 行政での審査
- 認定通知書発行
「手続きが面倒そう…」とよく心配されるのですが、HOUSE CODEがしっかりサポートしますのでご安心ください!
デザイン重視でも等級7は狙えますか?
「おしゃれな家にしたいけど、等級7って無理よね?」と思っている方、大丈夫です!
HOUSE CODEなら、デザインと断熱性能の両立もしっかり実現できます。
ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ

2025年4月から新築住宅の省エネ基準適合が義務化されましたが、将来的には2030年度を目標にZEH水準の省エネ性能が求められるようになります。
HOUSE CODEの標準は断熱等級5で、将来の基準をクリアした安心性能。
お客様のご要望に応じて等級6・7にも対応可能です。
ワクワクするようなデザインと、未来を見据えた性能を両立させる家づくりを、HOUSE CODEといっしょに始めましょう!